「バーサーク≠ビーナス」


小説家になろうにて高杉愁士朗、連載中。



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«あらすじ»


地球は数々の天災、自然災害が相次ぎ、とうとう、島がひとつしか浮かばない世界になった。島は、日本だったのか、アメリカ大陸だったのか、中国大陸だったのか、どこだったのかさえもう分からない。島の名前は「ユートピア」。理想郷という名のディストピアだった。

そのせいもあり、少子化は進み、この島を治める「アマテラスプロジェクト」という名のもとに、人々は、ビーナスと呼称される少女の戦闘用クローン人間に脅かされる日々を過ごしていた。


廃墟となっている「ユートピア」では、男たちが日々、ビーナスと戦っている。人間の女は貴重な存在になり、別の施設で子どもを産むために保護されていると聞いていた。


ロキは、この島の外に出れば、別の世界があるという噂を耳にしていた。それは「ユートピア」にいる者たちの中では都市伝説のようなものであり、希望だった。


ロキは、冷酷なビーナスと戦う最中、ひとりのとあるビーナス、No168(通称イロハ)と出会う。


怪我をしていたイロハを救いだし、ロキはイロハと「ユートピア」を抜け出す覚悟を決める。感情のないクローン人間だったイロハも次第にロキと通じ合い、旅の中で出会う仲間とともに、この「アマテラスプロジェクト」の真の意味を知ることになる。


ロキの本当の存在理由は、世界を揺るがす事実だった。




2019年10月14日のコミティア(当時サークル名:小説指南)で出品した作品。

 

このサークルでは、自由に自分を表現し、世の中への発信したいことを強く求めています。

 

創作物で表現し切ることによって、芸術という分野での創作物を多く発信していけたらと思っています。

 

サークル名のホーリーシットは、世の中に対する野心を掲げて名付けました。

 

 

高杉自身は、公募中心に活動。

 

当人もLGBT当事者ということで、社会的マイノリティ、セクシャルについての作風が強い。

 

ヒューマンドラマを中心に執筆。好きな作家は桜庭一樹、有川浩、村田沙耶香、太宰治。大の猫好き。

 

東海地方を中心にメンバーを集め、活動。その活動は、自主性に重んじたもので、何かを作りたいという気持ちがある方と多く切磋琢磨していきたいと発足しました。